先月8月1日に「あいぜん不動産」を開業して1ヶ月半が経ちました。
宅建業の免許証を県から受け取ったのが7月3日でしたので、それからだと2ヶ月半になります。
この間、何に取り組み、そしてこれから、何に取り組もうとしているのかを整理してみました。
宅建業の免許証を受け取ってからの歩み(ウェブサイト作成編)

7月に免許証を受け取ってからのむっちゃ暑かったこの夏の間、何してたん?

この「あいぜん不動産」のウェブサイトを作っとったとさ

そういや、元々はこのブログだけが載ってた「aizen2024.com」がいつの間にか「あいぜん不動産」のウェブサイトになってたんで、びっくりしたわ
どないやって作ったん?

「あいぜん不動産」のウェブサイトは、長崎への移住を考えている人向けに作らんばいけんことは分かっとったとけど、それがどんなもんかは、実際に作ってみらんば分からんって思ったとさね
だけん、ウェブサイトを自分のお店のように都度、自分で改修できるようになる必要があるって思ったとさ

たしかに、もしキミが大工で、お店がリアルの店舗やったら、必要なときに都度、改修できてええやろうな、と思うわ
ほんでもキミ、今までにウェブサイトを作ったことってあったっけ?

なかったとさね
神戸でマンション開発をしてたときのウェブサイトとかは全部、制作会社に作ってもらってたけんね

「なかったとさね」って、簡単に言うね
そんなんでよう、大事な生業のウェブサイトを自分で作ろうって思ったな

いくら立派なウェブサイトでも人に作ってもらったら、ちょっとした修正をしたいときでも人に頼まんばいけんけん、それが億劫で結局、更新が滞るのば経験しとったけん、他に選択の余地はなかったとさね

選択の余地がなかったって言うんは分からんでもないけどな
ほいでも、ウェブサイトの作り方を教えてくれる詳しい人が身近におらんといきなり作るんは難しいやろ?

そうとさね
最初は図書館で本を数冊借りて、取り組み始めたとさ
ばってん、ウェブの世界は変化が速かせいか、2022年以前に出版された本だと、自分の目の前にある問題にはほとんど役に立たんことが分かってきたとさね
だけん、だんだんAIに尋ねて教えてもらう割合が増えていったとさ

なるほどね
会社を辞めてから、継続してAIの進化に触れてきたのにも意味があったんやな
ほんで、AIのおかげで、順調にウェブサイトは出来ていったん?

そいがさ、悪戦苦闘の繰り返しやったとさね
とくに難しかったとは、つぎのステップ①②③やったとさね
①aizen2024.comに掲載してたブログを活かすカタチで、別のところで作成した「あいぜん不動産」のウェブサイトを元々のウェブサイトと入れ替えるステップ
②不動産業のサイトには不可欠の「物件紹介ページ」のテンプレートを設定するステップ
③お客さんがウェブサイトの各ページを見たり、「問い合わせ」を送信してくれたことを検知する仕組みを設定するステップ

ふーん、なにがどれくらい大変やったんかよう分からへんけど、まっ大変やったんやな
ただ、どのステップもクリアできへんかったら、ウェブサイトを公開することができんかった、つまり長崎への移住を検討している人に向けた情報発信ができんままやったってことやな
そう考えると、なんとかクリアできてよかったやんか

よかったとさね
AIは、Qの目の前にある問題に対して、Qが知らない人たちの過去の知見を総動員して答えてくれるイメージで、しかも、何度でも聞けるけんよかとさね
それでも、ステップ①②③のときは、クリアするまでに3日くらい同じ問題についてやり取りしてたら、最後の方はAIも回答が投げやりになってきたけんね
だけん、2つのAI(GeminiとChatGPT)を交互に使ってクリアしたこともあったとさね

AIも、回答が投げやりになることがあるんか!
ほいでも、AIが応えてくれんかったら、ほんとうに自分一人で解決せなぁあかんようになってまうから、投げやりなままやと困ってまうわな

そうそう、自分の目の前にある問題が特殊で一時的な問題やから、解決策を知っている人は身近におらんとやもんね
だけん、何とかして問題をクリアできたときには思わず、AIに「ありがとうございました!」ってお礼を打ったけんね
そしたら逆にAIから「粘り強くよくがんばりましたね」的な回答があって労われたもんね
宅建業の免許証を受け取ってからの歩み(物件情報編)

んじゃ、ウェブサイトを作るためにPCに向き合ってたとき以外は何をしてたん?

ウェブサイトっていう箱ができてくると、次は中身が必要になってくるとさね
中身には、大きく分けて次の3つがあったとさ
①どこかにいるお客さんへ自分が伝えたいことを記した文章
②実際にサービスを提供するうえで必要となる契約書
③具体的な賃貸物件や売買物件の掲載情報

箱にきれいに納まるかどうかは、中身を入れてみんと分からへんもんな
納まらんかったら、納まるように箱か中身を変えなぁあかんやろうし
ほいでもキミは昨年、長崎に移住して、先月開業したばっかりやから、掲載できる物件情報を取得するのは難しかったんやないの?

「あいぜん不動産」は長崎への移住を検討している人の住まい探しを含むその過程全般の役に立ちたいって思っているとさね
だけん、基本的には借手や買い手側の「客付」の不動産会社になると思っているとさ
でも、そうなるためには貸手や売り手側の「元付」の不動産会社に信用してもらえることが大事やけん、地元の不動産会社さんとのつながりを作る中で「あいぜん不動産」のウェブサイトに掲載していい物件を紹介してもらって、現地確認して、掲載していっているとさ

現地確認って、物件の写真を撮るってこと?

そうなんやけど、長崎への移住を考えている人は簡単に物件を見にくることができんけん、できるだけ、物件の雰囲気を分かりやすく伝えるツールが必要だと思って調べたとさね
そしたらベルギーで開発されたスマートフォンで「360°パノラマ写真」を撮影できるアプリのあったけん、早速、必要な機器を購入して「360°パノラマ写真」を撮ってから作成できる「バーチャルツアー」をウェブサイトに掲載することにしたとさね

なるほどね
この「360°パノラマ写真」は何かほかの用途にも使えそうやな

そう考えて、物件の中だけじゃなくて、建物の外周りを撮った「360°パノラマ写真」も掲載してみているとさね
Qが長崎への移住を検討してたときに、物件の中だけじゃなくて、建物周辺の環境も知りたかったけんね

あと、「あいぜん不動産」で取り組みたい「空き家の管理」サービスでも、管理作業のあとの空き家の状況を「360°パノラマ写真」で撮影して、お客さんに管理レポートとして送ることで、お客さんが物件の状況を簡単に確認できるんじゃなかかなって思うとさね
もちろん動画を送るとでもよかとけど、動画は見るのには時間のかかるけん、面倒じゃなかとかなって思うとさね

なるほどね
遠くに住んでて、空き家の状況を知りたいお客さんにとっては、簡単に確認できて安心できそうに思えるな
これから取り組むこと

ウェブサイトの箱と中身を自力でつくることで見えてきたことが何かあるん?

いまのところまだ、問い合わせは、そんなに来てないとさね
それでも、長崎県内や県外に住んでいる人が大事な時間を使って、Qがつくって更新しているウェブサイトを読んでくれていることをデータで確認できるとさ

ウェブサイトを見て、読んでくれている人がどっかにいるってことが分かると、ウェブサイトを更新する気持ちを維持できてええな

うん、そうとさね
Qがウェブサイトをつくるときに直面した問題をAIに尋ねたように、長崎への移住についてもAIに尋ねれば回答を得ることができると思うとけど、それとは違う、自分が移住した経験と不動産業に携わってきた経験を活かして、長崎への移住検討や空き家の管理・利活用の役に立ちたいなって思うとさね

AIやったらいつでも、何度でも気兼ねなく聞けるもんな
「あいぜん不動産」もそうなれたらええな

うん
AIは目的に応じて回答してくれるけど、その肝心の移住する目的は人によって違うけん、自分で考えたり感じたりして見つけるもんじゃないかなって思うとさね
そんな言葉にできたり、言葉にできないあたりを考える際の役にも立てたら嬉しいとけどね

まずは、ウェブサイトを読んでもらって、なにか興味をひく部分があったら、気軽に「お問い合わせ」からメッセージを送ってほしいなって思ってるけんね
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