移住することを決めるとき、「データ」と「想い」、そのどちらが大切でしょうか?
もちろん、どちらも大切
でも、「想い」があれば、同じ「データ」でも人が見ているのとは違う側面が見えてきます
たとえば、「人口減少」という言葉があります
「人口減少」とは、人口が多かったときの頂からの見え方ではないでしょうか
頂に至るまでの道から見れば、それはきっと、人口が戻ってくるように見えると思います
では、いつ頃の人口に戻っていくのでしょうか?
長崎市の人口推移(1889年~2023年)と将来人口推計(~2050年)をグラフにしました(出典:長崎市オープンデータ、国立社会保障・人口問題研究所)
このグラフによると、2025年の人口はだいたい*1963年頃に戻ってきたようです
(*1955~1960年頃:昭和の大合併、2005~2006年頃:平成の大合併)
そして、25年後の2050年には1954年頃の人口に戻っていく...
つまり、約100年で人口がもとに戻っていく流れの中にいます
では、この変化を空の上にカメラを固定してタイムラプス(Time-lapse)したらどう見えるでしょうか?
タイムラプスとは、カメラを固定して定期的に撮影し、それを動画としてつなぐことで、時間が圧縮してみえる手法のことです
そう、よく雲の流れや花の開花で見るアノ画像です
1950年代~1960年代、長崎の街はどのようなカタチだったのでしょうか?
想像するに、いまの長崎の街は当時に比べてはるかに広がっていると思われます
そして、これから人口が1954年頃へ戻っていく中で、街のカタチはどう変わっていくでしょうか?
もちろん、人口は戻っても当時とはさまざまな点が異なっています
たとえば超高齢化、車社会、ネット社会...
一方で、変わらないものもあります
それは、風景です
とくに長崎の場合、遠くに見える山並みや海の風景
それらの風景を借景して、人が生きてきたことを感じながら、人が生きている街
そのような長崎ならではの「土地の価値」と自分の移住への「想い」が共鳴したとき、移住を決断するのかも知れません
少なくとも、長崎を離れて不動産業に二十数年携わってきた私はそうだった気がします
人口が以前に戻っていく長崎へ自ら移住し、その過程で得られた経験を活かす方法を探索する
まだ、なにを生業にできるかは分かりません
ただ、生業にできれば、いま長崎へ移住することを検討されている方の「想い」を後押しできるのではないか、そんな風に考えています
そんなこんなで、現在と過去の長崎の街の日常の風景を随時、掲載し、地図上で撮影した場所を確認できるページを作りました
もしご自宅やご実家に1950年代~1970年代の長崎の街の日常の風景を写した写真をお持ちでしたら、ご提供ください。
この「長崎・時層探索(Nagasaki Time Stratum)」のページに掲載して、長崎への移住を検討されている方と共有していきたいと思います。


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