今回、ご紹介する物件は長崎市の官庁街に1993年に建てられた「長崎朝日ビル」の貸事務室です。
万才町を通っている国道34号線から一本入ったフロイス通りの角地に建つオフィスビルです。
国道34号線の南端にあった長崎県庁は2018年に尾上町へ、そこから800mほど北上した所にあった長崎市役所は2023年に魚の町へ移転した今でも、両庁舎の中間に位置し、高い利便性を有しています。
設計施工が竹中工務店であることが感じられるゆとりのあるエントランスホールを通り抜けて、OAフロアやLED照明が採用された、光ファイバーケーブル対応の貸事務室からは時代の変化に対応した設備更新がなされていることを確認できます。
と、ここまで読んでくださった多くの皆さんがある疑問をお持ちだと思います。
それは「なぜ、あいぜん不動産が、こんな立派なオフィスビルを紹介できるのか?」という疑問です。
「『長崎への移住を検討されている方向けのサービス』と『長崎に空き家をお持ちの方向けのサービス』を提供することでお客様の役に立つことを目指して開業した個人事業の「あいぜん不動産」と長崎市の官庁街に建つオフィスビルにどんな関係があるの?」ということですね。
私も昨年、神戸から長崎へUターン移住するにあたり、それまで開発や管理で携わってきたオフィスビルの仕事をすることは当面ないだろうと考えていました。
しかーし、そんなことはありませんでした。
私は「プロフィール」に記載している通り、1997年に神戸の高炉メーカーに就職しました。
あの頃、神戸にまったく知人のいなかった私を、大阪の実家に招いて泊めてくれた同期の友人がいました。
その後、その友人と私は転職し、それぞれの道を歩んできました。
その友人が先日、出張で来崎し、久しぶりに会って話をする中で、彼が仕事で関係している長崎朝日ビルをあいぜん不動産のウェブサイトに掲載できる可能性はあると言ってくれたのでした。
その後、いろいろな方の好意もあり(おそらく)、今回の掲載に至りました。
このようなカタチで自分が長崎から出て、関西で過ごした時間が役に立つことがあるとは思っていませんでした。
しかし、長崎から一度出た人間が、長崎に戻ってきて、それまでに県外で培ってきたものを長崎で活かせることを願っている私にとっては、何とも嬉しい一つの出来事となりました。
もちろん「これで長崎の役に立てた」訳ではありませんし、私一人では微力であることも理解しています。
それでも、長崎に戻ってきて何かやりたいと思っている方と一人でもいいので出会い、何らかのカタチで役に立ち合って、ともに先に進める日が来たらきっと面白いだろうなと思うのです。
今回掲載している貸事務室に興味を持たれた方からのご連絡もお待ちしております。
【貸事務室】長崎朝日ビル:0階(63.68㎡)
【貸事務所】長崎朝日ビル:2階(72.09㎡)
長崎市万才町の貸事務室を一覧に掲載しました

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