今年2024年6月に長崎へUターン移住して半年が経ちました。
この機会に、長崎への移住後の経過と移住後に知ったこと、それに今後の展望を整理しています。
前回【Part2】の投稿では、水道料金を通して長崎への移住後に知ったことをまとめてみました。
今回は市立図書館の利用を通して長崎への移住後に知ったこと、そして今後の展望を綴ってみます。
長崎への移住後に知ったこと②:市立図書館の利用を通して考えたこと

水道料金の次は市立図書館を利用して知ったことなんやな
ほんで、どんなことが分かったん?

長崎に移住してから長崎市立図書館ば利用してるとさね
実際は、長崎市立図書館のサイトから借りたい本の予約をして、図書館から貸出可能のメールが届いたら、自分が希望した受取場所で借りられるとさ
ただ、その予約から貸出可能のメールが届くまでの日数が、神戸市に比べて長崎市の方が短かかように感じられるとさね

へー、そうなん
たんに、Qが借りたい本が他の人が借りたいって思う本とちゃうだけなんやないの?
ちなみに、どんな本を借りてん?

例えば、こがん本ば借りたとさね
どの本もおもしろかとさ
- 「西洋の敗北」(エマニュエル・トッド著、文藝春秋、2024年11月発行)
- 「資本主義の中で生きるということ」(岩井克人著、筑摩書房、2024年9月発行)
- 「ひっくり返す人類学」(奥野克己著、ちくまポリマー新書、2024年8月発行)
- 「忙しい人こそ「煮込み料理」を!」(タサン志麻著、学校法人文化学園 文化出版局、2024年3月発行)
- 「人口は未来を語る」(ポール・モーランド著、NHK出版、2024年1月発行)
- 「異能機関」(上)(スティーヴン・キング著、文藝春秋、2023年6月発行)
- 「トランプ思考 知られざる逆転の成功哲学」(ドナルド・トランプ著、PHP研究所、2016年発行)

あいかわらず、読む本に見境がないな
ほんでも、どの本もわりかし最近発行された本やんか

そうとさね
図書館で本を借りる良かとこは、読み始めて面白くなければ返せばいいけん、手に取る本の範囲が広がることたいね
それに、どの本も予約申込みした時点でだいたい「貸出可能」やけん、1週間もしたら最寄りの希望する図書館で借りられるとさ
Qの場合は、自宅に近い長崎原爆資料館の中にある図書室で借りられるけん、便利かっさね

へーそうなんや
自分が読みたい本を借りに行くのが原爆資料館っていうのは驚きやな

そうやろ
度々、原爆資料館に本ば借りに行くけん、訪れてる外国人が結構多いことも分かったけんね
あと、この前、長崎市立図書館に行ったときに、館内でおもしろかもんば見つけたとさ
それが、この投稿の頭にも掲載している写真の「長崎通史年表」さ


長崎市立図書館の中に、こんなんがあるんや
1571年の長崎開港から始まってるんやな

左から右に順番に年表ば見ていったら、なかなか興味深かかとさ
なかでも一番びっくりしたのは、この1920年の記載さね


1920年時点の長崎市の人口は九州第1位で、全国でも第7位やったとって!
そして、その当時の人口は176千人で世帯数は37千世帯って書いてあるとさ
今の長崎市の人口は387千人で世帯数が186千世帯やけん、今と比べたらだいぶん少なかとやもんね
もちろん、長崎市の面積が当時とは大分違うとやろうけど、それでも色々と考えさせられるけんね

たしかに、おもろいな
1920年って言うたら、Qの爺ちゃんが二十歳になる頃やんか
その頃の人口は今の約半分やけど、世帯数は今の2割やから、1世帯当たりの人数が今より多かったんやろうな

そんな感じで、市立図書館ば利用することで、いろんなことを知ることができるとさ
リアルの図書館は残しつつ、Webの良かところを使って、利用者が以前よりも本を手に取りやすくしているところなんかは、これから開業を目指している不動産業の参考にしたかとさね
今後の展望:宅地建物取引業の開業に向けて

11月に宅建士の試験に合格して、今は不動産業の開業に向けてどういう状況なん?

宅建士の登録申請中で、順調に審査が終われば、2月中旬ごろに宅建士証を受け取れる予定さね
その後、県知事に宅地建物取引業の免許申請をして、これも審査が順調に進めば、4月中旬ごろには免許がおりて、不動産業を開業できるごとなると思うとさ

登録とか免許申請の手続きに結構、時間がかかるんやな
今のところ、4月に開業するつもりなん?

それば、迷っとるとさね
宅地建物取引業の免許申請をするためには、自宅とは別に事務所ば設置せんばいけんとさね
事務所を設置したら賃料が発生するけん、Qが考えているような不動産業を必要だと感じてくれる人がおるかどうかが判断の分かれ目になるとさ

Qが考えている不動産業ってどんなんなん?

長崎への移住を希望してたり、いずれ長崎にUターンする必要があると思っている人の役に立ちたかとさね

すでに行政が提供している移住相談窓口とか、地元不動産会社が提供しているサービス以外のサポートを必要としている人がおるんかな?

長崎への移住を希望したり、Uターンする必要があると思っている人は、その人がおかれている状況とか事情がそれぞれに違うと思うとさ
例えば、一人暮らしやったり、夫婦二人やったり、長崎に高齢の親が住んでたり、とかね
しかも、今住んでいる場所での仕事が忙しかったり、ちょっとした確認で長崎に帰省するにも移動費用がばかにならんかったりして、なかなか移住について落ち着いて調べたり考えることが難しかったりすると思うとさね

たしかにな
長崎にいてる人間にちょっとした調べものや確認を頼めたり、移住について検討する過程で伴走してくれる人間がおったら、少しづつでもUターンや移住の実現に近づいていけるかもな

そう思うとさね
自分が移住するときに、そう感じたけんね
長崎への移住の検討段階から移住を決断して実際に移住した後まで付き合っていけるような立ち位置で伴走できたらいいなって思うとさね

なるほどな
そしたら、Qがこれまでに不動産業に携わってきた経験とか、上場企業の中で会社が保有している不動産の管理や利活用を自分が提案したスケジュールに沿って周りの人と一緒に進めた経験が役に立ちそうなもんやな

そうなんよね
離れた場所に住んでいるその人の話をWebで聞いて、移住やUターンするために必要な今後のtodoを一緒に設定して、長崎にいる自分が役に立てることはして、スケジュールを一つずつ一緒に進めていくイメージたいね

その先に、どんな夢があるん?

移住やUターンした人がゆるやかなネットワークを持てたらいいなって思うとさね
それぞれの人が長崎の外で得た経験をもとにした小商いを開業したりして、相互に影響しあって、これから先のおもしろい時間ば作れたらよかとけどね
ただ、自分が進みたい方向は見いだせてきたけど、それを求めている人がいるかどうかは、やってみんと分からんところがあるけんね
あとは、自分が進みたい方向に向かってエイヤって跳ばんばいけんごたっとさね

来年2025年は巳年やから、跳ぶっていうより、大地を這うように進まなぁあかんね

そうやね
来年、2025年がよか年になることば願っとるばい!
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