長崎への移住に向けた検討①:住まう場所の選定

公的オープンデータを使って、移住先 長崎について考える。 データ+移住への物語

長崎市内の人口分布と生活利便性の確認

長崎県への移住を具体的に考えるにあたり、まずは、もっとも馴染みのある長崎市内へ移住することを前提に検討することにしました。
その上で、長崎を離れて30年近くが経ちますので、まずは、長崎市の人口分布を確認することにしました。
下記の図は、「政府統計の総合窓口 e-Stat」で作成した2020年国勢調査に基づく「長崎市北部の人口分布図(250mメッシュ)」です。
この図から、路面電車の沿線沿いを縦軸として、その東西に人口が分布していることを確認できます。

次の図は、上の図と同様にe-Statで作成した「長崎市北部の75歳以上人口の分布図(250mメッシュ)」です。
この図と上の図を見比べることで、人口分布が多い箇所(上の図の赤色のメッシュ)の幾つかの箇所に、特に75歳以上の高齢者の方が多く住んでいる(下の図の赤色のメッシュ)ことを確認できます。
また、下の図の赤色のメッシュの場所は、町が成熟していたり、もしくは、高齢者向けの施設があるのではないかと考えることができます。

以上のように、まずは、鳥瞰的に長崎市北部の人口分布の状況を把握してみました。
その上で、「自分たちは長崎市内のどこに住みたいのか?」について考えることになります。
これを考えるために、「なにが自分たちにとって住まう場所を選定する上で大事な要素なのか?」を考えました。
その結果、①路面電車の路線沿いの場所、②商店街に近い場所、③カーシェアを利用できる場所、④図書館に近い場所、⑤景色のよい場所といった要素を設定しました。
ということで、例えば「②商店街に近い場所」を知るために、「長崎市内の商店街がどこにあるのか?」を確認したのが下記の図です。
この図は、「長崎市のオープンデータカタログサイトから商店街一覧(長崎市)」をダウンロードし、「政府統計の総合窓口 e-Stat」を使って地図上にプロットしたものの長崎市北部を切り取ったものです。

これまで10年以上、神戸市灘区に住み、近くにある水道筋商店街で商店街のありがたさや、おもしろさを知った身としては、次に住まう場所の近くにも、商店街があるといいなぁと思っています。
ということで、次のステップでは、長崎市の人口分布と神戸市灘区と東灘区の人口分布の特徴を見比べることで、現在の居住地(神戸市灘区)と移住後の居住地(長崎市)の特徴の違いを確認、理解したいと思います。

プロフィール
藹然として移住に挑戦中

これまでの経験+新しい学びで地方都市 長崎への移住と不動産業の開業を目指しています。私が長崎での住まいや仕事を検討するために確認したデータや考え方、実際に移住する中で得た知見や経験を掲載します。同じ長崎や地方都市への移住を考えている方のお役に立ったり、情報交換ができると嬉しいです。

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